超高齢化社会での介護について考える

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介護老人保健施設で働く30代後半の看護師です。看護師の仕事は県内の中規模病院でスタートしましたが、結婚出産を機に病院を離れて、子供が保育園に入った昨年から今の介護老人保健施設で看護師として再就職をしました。病院に比べて勤務時間に余裕のある仕事ですが、高齢者の方の介護や看護をする毎日は病院時代とあまり変わりません。充実した設備の施設だけに入居待ちをしている高齢者の方が沢山います。今後、ますます高齢者が増えることを考えるといろいろな問題点が見えてきます。

看護師が働く介護施設の種類

看護師が働く介護施設の種類

看護師が必要とされている介護施設ですが、運営主体や法令によっていろいろな種類の施設があり、それぞれの施設で働き方に違いがあります。主な介護施設の種類とその施設での働き方の特徴についてご説明いたします。

介護施設の種類と働き方の特徴

1.介護老人保健施設
都道府県が運営しており、要介護度1~5の認定を受けた65歳以上の高齢者で病状が安定し入院治療の必要のない人が入所対象になります。
在宅復帰を目指して、リハビリを中心とする医療ケアと介護を行ないます。そのため、看護師の仕事内容としては胃ろうや褥瘡(じょくそう)ケアなどの医療処置が必要となります。用者100名に対して看護師は9人以上必要です。医療処置があり、医師が常駐し24時間看護のため夜勤があることが特徴です。

2.特別養護老人ホーム
都道府県が運営しており、要介護度1~5の認定を受け、在宅介護が困難な65歳以上の高齢者が入所対象で重度の人が優先されることから待機者が多くいます。介護の必要な高齢者が生活する場所として介護サービスを提供し、看護師の仕事としては健康管理が中心となります。利用者100名に対して看護師は3人以上必要です。健康管理が中心で日勤のみになります。ただし、オンコールがあります。

3.有料老人ホーム
民間企業などが運営しており、自立した人から要介護の人まで施設によってさまざまな利用者が入所しています。高齢者が希望する生活を送るために食事や介護など必要なサービスを提供します。看護師の仕事としては健康管理が中心で一人一人に向き合った看護を行います。
利用者30名に対して看護師は1名以上必要であり、サービスや待遇などが重要で健康管理が中心で日勤のみとなります。ただし、オンコールがあります。

看護師にオススメの介護施設とは?

看護師のニーズがあり、働きやすい場所としてオススメしたいのが有料老人ホームです。民間企業が運営していることで、提供するのは「サービスとしての看護」となります。入居者に寄り添った看護をすることができて、看護全般のスキルが身につきます。日勤常勤で働ける施設が多く、忙しさや生死に関わる業務が少ないです。最近では医療依存度の高い患者を受け入れる施設も増えていますので、看護師の専門性が必要とされることも多いようです。また、看護師の給与水準は病院とあまり変わらず、全国展開している施設で働いた場合は、急な休みや転勤、転居などにも対応してもらえます。オンコールはありますが、電話で状況を確認し医師や介護士と連絡をとることがメインなため、負担は少なめです。

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介護施設について詳しく知ろう

特別養護老人ホームでの生活をサポート

特別養護老人ホームは在宅介護が困難な要介護者が入居する施設ですが、デイサービスやショートステイといった短期間の利用も可能となっています。そんな中で看護師の仕事は利用者の健康管理がメインとなりますが、もちろん食事や排せつの介助等の介護業務も行って入居者の生活のサポートを行います。

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介護老人保健施設で自立を支援

介護老人保健施設は介護が必要となった高齢者の自立を支援し、リハビリ等で家庭に復帰できるように支援する施設です。入居対象者は病状が安定して入院の必要のない要介護者で、看護師はその人たちの健康管理を中心に病状が悪化したときに医師から指示を受けて対応をしたり、病院への付き添いをしたりといった仕事をします。

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介護施設は看護師も不足

看護師を必要とするのは病院だけではありません。地方自治体が運営する介護施設も民間運営の介護施設もその規模によって看護師を常勤させることが義務づけられているのです。その結果、ただでさえ不足している看護師は引っ張りだことなっています。今後の超高齢化社会の到来を見据えたとき、病院、介護施設とも看護師の確保ができるかどうかが死活問題となってきます。